ひょうそ

ひょうそ(ひょう疽)とは、
手足の爪切りの時に深く爪を切り過ぎたり、水仕事をした後に爪の周囲がふやけたりした場合に 主として黄色ブドウ球菌によって爪のまわりが赤く腫れて痛くなる急性の病気です。
ひょうそのことを正式には化膿性爪囲炎(かのうせいそういえん)といいます。
単に爪囲炎(そういえん)といわれることもあります。


指しゃぶりや爪噛みをしていると、この「ひょうそ」になりやすいのです。


うちの長男も例に漏れず「ひょうそ」になりました。


うちの子は足の爪もかじるほどだったのですが

ある日歩き方が変なことに気がつきました。
右側の足をかばうような歩き方です。
「どうしたの?」と聞くと
「痛いの〜」と。

家に帰って足を念入りに見てみると
若干爪の脇が腫れているような感じです。

「ひょうそ」というものを知らなかった私は
「ささくれがちょっと深くキズになったのかな?」くらいにしか考えてなかったのですが
次の日の夕方には「足が痛い」と自分から言い出し、
もう夕方だから明日朝病院行ってみようか〜と言いつつ夜になり
寝かせようとするのですが
「足が痛いよお!!」と泣き出す始末。

ようやく寝ても
30分もしないうちに「うわああん!!いたいよおお!!」と泣き出し
起きるのを3回ほど繰り返して
これはヤバイ!!!!とあわてて病院に駆け込みましたが
夜間救急であまりよく見てもらえず
「明日皮膚科に見てもらって〜」で終了。


皮膚科で「ひょうそ」だとわかり
それから毎日殺菌+化膿止め。
足ほど酷くなかったものの
よく爪噛みをする左手の親指も「ひょうそ」になっていました。
爪の横が腫れていて下に膿が溜まっています。
触ると痛いくせにそれでも爪噛みを止めようとしないので
傷口部分を包帯でぐるぐる巻きにしていました。
(そうすると別の指を噛むんですよねぇ)


 
 うちの子の写真残ってなかったので、平松皮膚科医院様からお借りします。


化膿が治ったのは10日くらいかかりました。
毎日1〜3回洗浄+消毒は大変でした。
何度か針で穴を開けて膿を出したりもしました。
化膿は治っても爪にダメージが残り
ひょうそになった爪の部分がベコッと凹んで爪が薄い状態になってしまいました。


子供は爪が伸びるのが早いので1ヶ月ほどで完治しましたが
消毒する役だった旦那までひょうそに感染し
(爪噛みしてないのですがたまたまささくれ部分に感染してしまったみたいです)
酷くはならなかったものの、爪の形が上記のように変形して
完治するのに半年かかりました。



かなり痛いみたいなので怖いですよ〜!!
もしや?と思ったら早めに皮膚科に行くことをオススメします。
菌が骨までいってしまうと取り返しの付かないことになってしまいます・・・

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